2019年でも8がオススメ。今でもじゅうぶんな性能 GAFA異変 アップルショックをiPhone8が支える。
アップル・ショックが断続的に続いてますが
長い間相場の牽引役だったアップル、2018年11月から、第二次、第三次のアップル株を中心としたハイテク株の急落がありましたが、2019年も続いてます。調整やら米中など全体の影響もあるでしょうが、
アップル自体の経営に対してもネガティブな意見も出てきてます。
どうしたアップル? 売上高の伸び悩みに関するティム・クックCEOの説明
年始に、がくんと…
iPhoneが中国(No.2市場)でさっぱり売れなくなり、ティム・クックCEOが16年ぶりに売上高予想を下方修正し、年明け早々Apple(アップル)の株が落ちまくって主要株価3指数がオールマイナスに転じる騒ぎになっています。
iPhoneXRの増産中止 Apple、委託先に要請 2018/11/5 22:44日本経済新聞
クックCEOは、XRの売れ行きの鈍さがわかると、iPhoneXRの生産計画を大きく減らし(XSも増産をしない)
かわりにiPhone8を増産します。
フラッグシップ(XS)を安売りせず、ブランドの毀損をふせぎ、同時に安くても利益率の高い商品を集中して販売します。
新型発売前までは高収益の神企業という位置づけやったんですけど、
流れが変わってしまったんすね。
8を増産。ユーザーにとっては十分すぎるスペック
十分サクサク
iphone 8は、メモリ2ギガ・一世代前のSoCと、このあたりは控えめです。
新型と比べて反応速度など劣ります。ですが、android含む全スマホで見てもまだまだ高い水準です。普通に使うぶんにはまったく不自由ない性能です。スマホで最新ゲームを爆速プレイでしない限り全然快適です。(ゲーム用途であればスナドラ800台のSoC搭載android機がおすすめです)
iOS12なので安心
アップルは安定して使えるOSを長く供給してくれます。
iOS12に対応した8なら心配ありません。
最新の状態でシステムとアプリを長く使えるでしょう。
ワイヤレス充電がかっこいい
iphone7には無くて、ハイスペック・フラッグシップ機に搭載されているワイヤレス充電。
耐水性能は新型とほぼ変わらず、
カメラ性能も新型iphoneと比べてほぼ一緒でした。(HDRに大きな差がありましたが、android含めて総合的なカメラ性能を比べてみたら新型iphoneは言うほど飛び抜けてませんでした。8でも十分凄いカメラ性能です)
8は指紋認証できて、ホームボタンも便利で、手のひらに大きすぎないサイズ。これらは利点ではないでしょうか。
いろんな報道の通りXR・Xsの販売不振で、8が増産される事態になりましたが、
元々8は優秀で、新型が投入されて、高い性能の割に価格が下がってお買い得になりました。
不具合も修正され非常に安定しているのもいいです。
7以前のiphoneからiphoneに機種変するなら8もアリですね。
今は昔。最高にクールだった伝説のiphone発表
12年前の2007年1月9日アップルコンピュータは社名をアップルに変え、iPhoneを発表した日でした。
Macworld 2007:スティーブ・ジョブズ キーノート
9:42am – ジョブズ「今日われわれは、革命的な製品をみっつ紹介する。最初はタッチコントロールのワイド画面iPod」。どよめき。「二番目は革命的な携帯電話」
9:43am – ジョブズ「そして第三はブレークスルー的なインターネット・コミュニケーション・デバイス。」
三番目への反応はやや微妙。とはいえ総立ちに近い状態。
ジョブズ「iPod、電話、インターネットモバイルコミュニケータ… でも別々の製品ではない!」」 ジョブズ「名前はiPhone!」
「アップルは今日、電話を再発明する。これがそれだ」拍手。
ジョブズ「スマートフォンはあまりスマートじゃなくて使いにくい、etc。スマートで使いやすいものを作りたかった。
よく覚えてます。当時QuickTimeやリアルプレイヤーなど動画でニュースが観れるようになった頃です。
かっこいい!アップルすげえな、と。
このときが大きなポイントやったんですね。
iPod・iTunesなど続々とイノベーションを起こし、復活したアップル。
社名を「Apple Computer」からコンピュータを外し、
「Apple」としてプラットフォーマーを目指します。
GAFA(ガーファ)が牛耳る
それから今日まで。稼ぎ方を変えたアップルは
アメリカのハイテク企業を代表するGAFAの一角と括られ、「支配者」と揶揄されるようにまでなりました。
共通するのはプラットフォーマー。情報とテクノロジーで、世界中のユーザーにより便利になるサービスを提供してます。同時に個人情報を独占し価格を決定している部分でも共通しています。(GAFA危険、四騎士、支配者など言われる所以ですね)
GAFAは高い利益率のため取引先は大変らしいです。
GAFA台頭の時代は、私の青春の時代でした。
グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン。
それぞれ何かしら驚かされ「これだ」と思わされました。
あるのが、あのとき株を買っていればと。悔やまれます。
G-グーグル
ディレクトリではない検索サービスにしびれました。当時検索はODINを使ってました。いつの間にかGoogleだけで済むようになりました。
YOU TUBEも買収しました。私が動画の保管庫に使おうとチャンネルを開設したのは2006年でした。メールやメモ、地図、音楽、動画まで。
便利過ぎます。もう薄気味悪いのを通り越しました。
A-アップル
おしゃれパソコンメーカーでした。私はウィザードリィを産んだパソコンとして崇めてました。その後iMac、神シャッフル選曲機能搭載MP3プレイヤーiPodが登場。iTunesStoresによるデジタルコンテンツの配信を始めプラットフォーム、今は誰でも知ってる、かっこいいスマホの唯一無二のブランドです。端末販売が収益の9割を占めます。
F-フェイスブック
大学の顔出し出会い系サイトから、人々をつないでつないでもうひとつの社会を形成しSNSを作りました。広告と個人情報以外の情報の販売で利益を挙げています。TWITTER社との収益の差は実名での登録の差だと思います。私は宗教上の理由から登録してません。
A-アマゾン
水も曲もエロ本も、私の趣味にぴったりの商品が並ぶようになりました。以前は微妙に違ってたんですが。
関係ないですが、満員のバスの中、スマホで買い物中の、私の履歴をチラ見したっぽいおばさんが、なんとも言えないような、舌打ちに似た溜め息を漏らしてました。
いかなる個人情報も守られるべきです。
アップルショックの理由はシンプルiPhone高すぎ
収益の9割は端末販売です。
「新型が高い」
15万。
プレミアム価格としても範疇を超えすぎました。
これまでiPhoneを買っていた人のスマホ端末購入平均額が5万円だとしたら
3倍。
新型iPhoneが、かっこよくても、グリーン車に乗る金持ちでも、これまでとの価格差と使い勝手の妥当性を考えると乖離しすぎです。賢明なひとはすぐ飛びつかないでしょう。
クックさんはそれは読んでた模様です。
新型iPhoneでも少し安いXRをその後発表しました。
価格は10万円。
確かにかっこいい端末です。XRはカラフルでまさにアップル。
XR実機レビュー
でもまだ高くて売れませんでした。これまでiPhoneを買っていた人のスマホ端末購入平均額が5万円だとしたら2倍です。
まだ高い上に、本来響くべき購入者はすでにXSを買っています。買うべきひとが居なくなりました。
iPhone自体がイマイチだった説
価格戦略の失敗、需要読み違えだけではなかったようです。
iPhone8から新しい端末に買い換えようとしたひとが、新型iPhoneを買いませんでした。なぜでしょうか。
G-に負けた説
グーグルがPixel3投入。結果的にPixel3の影響も大きかった説。
これまでは比較的共存出来てたんですが、Google謹製最新スマホが出てしまい、11月正面衝突しました。
新型iPhoneよりわかりやすかったハード以外の進化
アクティブエッジによるGoogleアシスタント起動。
・SiriよりイケてるAI。発声しないスワイプしない握るだけの起動法
Pixel3はカメラも優れてた。
・Googleレンズ(かざすだけで情報を検索する)・夜間カメラなど独自機能による差別化。
かっこいい端末のXS・XRでも、中身はそれほど。これまでもマップはGoogleを使うひとが多かったでしょう。
このようにアップルで囲い込みが完全でない状態で、同時期に発売されたPixel3。価格も少し安くて、使い勝手の良さ。
Pixel3と新型iPhoneが並んでしまった状態では、毎年恒例のiPhone新発売祭りようにはいかなくても当然かもしれません。
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